災害・事故・犯罪被害とPTSD(外傷後ストレス障害)
災害、レイプや暴力などの犯罪、事故、虐待、いじめなど命の危険にさらされるような怖い経験をしたり、そういう状況や話を見聞きして強いショックを受けた場合には、誰でも一時的に強い恐怖感で体が固まってしまったり、気持ちが混乱したり凍り付いてしまいます。
恐怖感やショックは時間がたつにつれて薄らいできますが、あまりにも強いショックをうけたり、適切なケアが受けられなかったりした場合、こころの深い傷(トラウマ)になり、長期間にわたり心や体にさまざまなつらい症状があらわれることがあります。
PTSD(Post traumatic stress disorder 外傷後ストレス障害)と呼ばれています。
PTSD(外傷後ストレス障害)の症状
- よく眠れない
- ちょっとした物音やなんでもないことに体がびくっと反応してしまう
- 以前より不安感が強い
- なんとなく自分に自信が持てなくなってしまった
- いつも神経がぴりぴりと緊張している
- 思い出したくないのに突然、怖かったことが思い浮かんでしまう
- 以前は楽しかったことが楽しめない
- 将来のことを計画できなくなってしまった
- 外出や行動がひかえめになって生活の幅が狭くなった
- いつも体に力が入っていて苦しい、肩こりや頭痛がひどい
- 気持ちが凍りついてしまったようで現実が遠く感じる
- いきなり感情的になってしまうことがある
- 内科的な原因のないめまいやだるさ、さまざまな体の不調
もし、恐怖を感じる体験のあと数ヶ月以上たっているにもかかわらず、上のような症状がありつらい思いをされている場合、PTSDかもしれません。
PTSDの軽減、回復にはトラウマケアが有効です。
武蔵小杉カウンセリングルームでは、トラウマケアに効果的なEMDRを中心にPTSDからの回復をサポートしています。