感情のコントロールができない。境界性人格障害(BPD)など

境界性人格障害(Borderline personality disorder)は、パーソナリティ障害の中の一つで、ボーダーライン人格障害や境界例、BPDとも呼ばれています。

原因は、成育歴・トラウマ・生物的な脆弱性などいくつかの説がありますが、症状としては、以下のようなものがあります。

境界性人格障害(BPD)の症状

  • 感情コントロールが苦手で一度感情が高ぶってしまうと自分自身でなかなかおさめられない、激しい怒りにまかせて衝動的に行動してしまう。
  • 気分がころころ変わるので職業や人間関係を安定して築くことが難しい。
  • ストレスを感じると激しく混乱してしまったり動揺したり、感覚が麻痺してしまったようになることがある。
  • 耐えがたいさびしさ、底なしの孤独感、見捨てられ感がおしよせてきて飲み込まれそうになる。
  • 空っぽな感じ、自分なんて消えてしまえばいいと思ったりする。
  • いつも何かがうまくいっていない感じがする。
  • 自傷行為を繰り返すことがある。

新たな問題をかかえてしてしまうことも

これらはどれかひとつでもかなりきついものですが、この症状のいくつかが重なって起きてくるので、日々の暮らしがとても苦しくてつらいものに感じられます。

境界性人格障害(BPD)のご本人が一人で症状を改善しようとした結果、なかなかうまくいかずに、結果自傷や依存症など新たな問題をかかえてしてしまうこともあります。

さまざまな症状の苦痛を和らげたり、困難な状況に対処していくには、専門家のカウンセリングをはじめ、感情コントロールや対人関係スキルなどいくつかの方法があります。

対人関係、自己イメージ、感情コントロール、家族問題などさまざまな視点からあなたが取り組む問題を一緒に検討して、現実生活の中で効果的な対処法を使っていけるようにサポートをしていきます。

もし、あなたが怒りの爆発や感情のアップダウンに悩まされていて、日々の生活や人間関係で行き詰まって困っている、今までの対処法でうまくいかないなら、武蔵小杉セラピールームで怒りや感情のコントロールについて学んでみませんか?

お気軽にお問い合わせください。