家族や友達の話をしっかり聞いてあげるというのは
実はなかなか難しいことです。
責任感や心配から、一生懸命考えてアドバイスをしてあげたのに
あまり聞いてもらえなかったり、
喜んでもらえなかったりすることってありませんか?
実は、一生懸命に「なにかしてあげよう」とか
「力になってあげよう」と考えているときの
自分の「注意」は、相手ではなくて
自分に向いていることが多いのです。
とにかく「話を聞いて欲しい」「こっちを見て欲しい」相手と、
「力になってあげたい」自分、かみあうようでいてかみあわない。
話をしっかり聞くときのコツは、
まずは相手に100%の注意を向けることが基本になります。
そうして相手の立場、気持ちになりきってみる、
そうするといろいろといままで気づかなかったことが
見えてくることがあります。